2018年8月

法74条2項申請は、保存と移転のミックス

  • 2018.08.25

所有権の保存登記のひとつ、不動産登記法74条2項は、区分建物の保存登記について、表題部所有者から所有権を取得した者も、保存登記ができると規定しています。そただしこの区分建物が、敷地権付き区分建物である場合に必要なものがあります。当該敷地の登記名義人の承諾書なるものです。あまり聞き慣れない言葉ですが、これは何でしょう? 不動産登記法73条1項より、区分建物については、建物の登記記録に記録された登記は […]

破産者は社長になれる?

  • 2018.08.13

旧商法絵では、「破産手続開始ノ決定ヲ受ケ復権セサル者」は取締役になれませんでした。つまり、破産手続開始の決定は取締役の欠格事由だったので、当然代表取締役(社長)にもなれませんでした。(この「復権」というのが、また馴染みのない言葉ですが、これは別の機会に譲ります。要するに、権利を回復することと理解して良いかと思いますが、実はいろいろな形の「復権」があります)条文からわかるように、自己破産開始決定があ […]