2023年より、5月だった予備試験の短答式試験は7月に移動になりまして。お馴染み司法書士試験は7月第1週ですので、7月に2つの試験が揃った格好になりました。(司法書士が受からない奴が予備試験を受けるな、と言われそう、涙)

司法書士と予備試験をダブル受験している方がどの程度いらっしゃるかは不明ですが、両方経験してみて、試験科目がかなり重なっている2つの試験の違いについて語っております。(自己採点ですでに結果が見えているので、この内容になっています。(T_T) )

内容はダブりますが、テキストでも残しておきます。

2つの試験の相違点

その1 問題のひねり方

2つの試験は、範囲がかなり重なっていますが、問題そのものの難易度という点では私は司法書士試験の方に軍配が上がると考えています。予備試験の本番は実際は論文試験ですので、予備試験は基礎的な知識の確認としての短答式試験になっているのではないかと思います。同じ問題でも、司法書士試験の方が、ややひねりが加わっていて、答えにくくなっている印象です。

その2 時間

その代わり、と言いますか予備試験短答式試験は「即答」が求められます。というのも、私は予備試験については、毎度時間が足りなくなり、最後の2〜3問は巻いて適当にマーク、になっております。司法書士試験では時間不足になったことはあまり無かったので、初回は結構びっくりしました。ですので、予備試験の短答対策では、「即答出来ない問題は出来ない問題」として扱うほうが良いと思います。無料である程度使えるスマホアプリ「担当攻略クエスト」は、時間制限が設けられている問題があるので、時間を意識して対策した方が良いと考えています。

その3 一般教養はSPI3?

予備試験短答式にしかない「一般教養」ですが、対策がなかなかしにくい科目ではあります。初めて問題を見たときは、面食らいました。これが一般教養とはとても思えない。ただ、何故か何の対策もしていなくても、毎度5割は正解しています・・ということは、大学受験の経験があればある程度解けるのかもしれません。ただ、最近SPI3のオンライン試験を受ける機会があり、一般教養のうちの数問はこれによく似ていると思いました。SPI3対策が一般教養対策になるかどうか確信はありませんし、法律科目もまともに対策できないうちに、一般教養の対策をすべきかどうか、ちょっと悩ましいところであはあります。

1年ぶりのyoutube更新。本来は毎週のように更新したいところだし、もう少し法律の話をしたいので、試験対策しながら頑張るぞ、と。