伊藤塾でおすすめの司法書士試験対策講座

法律系資格試験では王道の「伊藤塾」。品質は定評通り保証されていますが、フルパックで受講しようとすると、どの資格でもそれ相当の費用がかかります。勉強にお金も掛けることも大事ですし、敢えてお金を使って自分を追い込む効果もあります。費用がかけられるなら、使ったほうが良いと私も思います。（特に社会人で受験する場合、時間をお金で買えると考えると大きなメリットです）とはいえ、数十万以上の費用をぽいっと出せるかというのは悩ましい問題でもあります。

伊藤塾は中上級者向けのポイント的な講座が多く用意されていまして、低価格な講座でありながら、かなりお得だと思えるものも存在しています。ただ、細かく検索しない見つからないのです。そこで、私が利用してみてよかった講座、今後購入を検討している講座について記載しておきます。ちなみに行政書士試験合格の際には、どこの講座も使いませんでしたが、数年前に伊藤塾の直前対策など4万円程度の講座を購入して学習した経験はあります。

• 2023年合格目標　司法書士 記述式基礎力完成ドリル(雛形集) 
• 2023年合格目標　司法書士 記述式厳選過去問集-2022ver-  
• 2023年合格目標　司法書士 択一式厳選過去問集-2022ver- 

年度は2023年合格目標になっていますが、年度が変われば新しい年度版が販売される可能性が高いのでチェックしてみてください。

2023年合格目標　司法書士 記述式基礎力完成ドリル(雛形集) 

こちらは購入済の商品です。

かつて伊藤塾の市販参考書で『うかる!司法書士解法パターンで学ぶ書式80』という書籍がありました。非常に使いやすい良書だったのですが、現在は出版されていません。それに変わるのがこちらの講座だと私は考えています。「商業登記法」と「不動産登記法」両方購入しても4,700円、この価格でなんと解答特別講義の配信がついてきます。テキストの解答にも注意点は記載されていますが、講義の中で間違えやすいポイントをさり気なく伝えています。「そこが知りたかった！」と思う、目からウロコな話も結構ありました。配信画面からダウンロード出来る配信用の資料も必見です。

こちらは伊藤塾の定番のルーズリーフ形式ではなく、製本されています。雛形という網羅性重視の商品なので、製本版で良いですよね。

2023年合格目標　司法書士 記述式厳選過去問集-2022ver-

これから購入予定です。

上記雛形集を一通り終えた後で購入するつもりです。商業登記と不動産登記で6,000円程度。良心的価格ですが、こちらは残念ながら解答の講義配信はありません。

講義の配信がほしい方は、 2023年合格目標　コンプリート記述式過去問講座 という講座が用意されています。テキストはこちらを使っています。価格は50,000円弱です。

2023年合格目標　司法書士 択一式厳選過去問集-2022ver- 

こちらは購入済の商品（ただし2021ver）です。

こちらも全科目購入で1万円ちょっとという良心的価格。ルーズリーフ形式です。全部届くと物理的にかなりボリューミーなので、一瞬怯みます。過去問はこれだけで終わらせる意気込みでやる場合はおすすめ。肢別形式ではなく1問を解くのに少し時間がかかるので、まず基礎固めをしたい場合は、伊藤塾の肢別「必出3300選」シリーズで力をつけてから利用するほうが良いのではないかと思っています。

「必出3300選」シリーズは、肢別問題集として魅力以上に、右ページにある「まとめ」の表と図が優れています。この「必出3300選」シリーズは、伊藤塾の「 択一直前クイックマスター講座 」の講義のないパタンです。（「 択一直前クイックマスター講座 」は「択一総整理」の抜粋版なので本来は択一総整理｢択一総整理｣単体で購入できればいいのですが現在できません。）「 択一直前クイックマスター講座 」も価格はかなり抑えられていて15時間分の講義付きですので、こちらもおすすめかと思います。

おまけ　目をつけている伊藤塾の低価格な予備試験短答試験対策講座

• 予備試験 短答答練(直近判例チェックテストつき)
  2023年5月開講予定。3万円ちょっとで計4回の「本試験と同様の時間・問題数・マークシート形式でトレーニングできる答練」を受けることが出来ます。一般教養も用意されています（2回分のみ）。解答講義はありません。
• 予備試験 全国公開 短答模試
  2023年6・7月実施予定、1回分です。ポイント講義付きで3,000円。一般教養も用意されています。

他にも短答答練などがありますが、普通に10万円を超えますので、記載は控えます。

論文については科目別でない限り、超低価格は流石にありません。次回10万円前後から購入出来る、論文対策講座（伊藤塾以外ですが）についても考えてみたいと思います。