快気祝、グッピー薬浴から復帰
アカヒレとエビの水槽に初めてグッピーの番いを招き入れて、1ヶ月ほど。ふと水槽を眺めていると、雄のグッピーが水槽のそこでじっとしております。なんとなく気になって、しばらく経ってからもう一度水槽を覗くも、やはりじっとしています。まずいなあ、これ体調不良なんじゃないかなあ、こういう場合、小魚に対して出来ることの代表は「薬浴」や「塩浴」であります。薬浴の代表的なお薬「グリーンFリキッド」は用意してありましたので、別水槽に真水と水槽の水を合わせて入れグリーンFリキッドを適量入れ(薄い水色の液体になります)、体調不良の1匹を隔離。グリーンFリキッドはちょっと入れ過ぎちゃいましたが、入れすぎても毒にはならないのだそうです。
今までも体調不良らしきお魚を隔離して薬浴させたこともありましたが、無事に回復できたことは一度もありませんでした。だいたい翌日にはお亡くなりなってしまって。今回も隔離水槽の中で、グッピーは殆ど身動きせず、水底でじーっとエラ呼吸をしておりました。一晩明けても様子は全く変わらず。季節柄、もうヒーターは外していたのですが、二日目からは隔離水槽にヒーターを入れてやりました。しかしたまに水槽を覗いても、ヒーターの影に隠れてじーっとしていまして、こりゃあ回復しないかもと正直思いました。3日目にほんの少し餌をあげてみたしたが、全く餌に寄り付かないので、餌はやめておくことにしました。
3日目の後半から、ヒーターの影から出てきて時々泳ぐ様子が見られ、4日目にはその回数が増えてきたので、5日目に餌を少しあげたところ、完食。6日目には、ほぼ普通どおりに泳いでいるのを確認したので、元の水槽の水を隔離水槽の水とすこしづつ入れ替え。同様に1週間目は朝から半分くらいの水を元の水槽の水に入れ替えていき、様子を見て、午後には元の水槽に戻してやりました。
初めて薬浴からの回復。体調不良に早めに気がついたのが良かったのかな。2匹は仲睦まじく泳いでおります。
グッピー闘病記
- 1日目
17センチ水槽に隔離。カルキを抜いた水と現在の水槽水を合わせて水槽の半分程度までの水量に、グリーンFリキッドを投入 - 2日目
水槽に水を少し追加。餌やりなし。殆ど動かないので、ヒーターを投入。 - 3日目
水槽に水を少し追加。1粒だけ餌を入れてみたが見向きもしないので回収。ひたすらヒーターの影に隠れてじっとしている。 - 4日目
水槽の7割ほどの水量になるよう水を追加。時々泳ぎ回る姿が見えるように。 - 5日目
それなりに水槽の水が汚れてきたので、水を少しずつ入れ替え。泳いでいる時間が増加。餌を少し投入。食べている。 - 6日目
ここからは元の水槽に戻すことを考えて、元水槽の水を少しづつ増やす。ほぼ通常通り泳ぐようになる。餌を少し投入。 - 7日目
元の水槽の水を多めに入れる。半日ほどその状態で様子見。元気に泳いでいたので、元の水槽に戻す。