私は日本人なので、カリグラフィーの基本となる英語は、母国語ではないわけです。英語を使っている人にとってのカリグラフィーとは、やはり感覚が異なるような気がしています。文字を魅せるという意味では同じか。
私が最も憧れるのが、平筆ローマンキャピタル。これだけ出来ればいい位なんですが、これ、上級者編なので、基礎が必要なのですよ。
私が好きなカリグラファーJohn Stevensの平筆ローマンです。美しい!線をまっすぐ引くという作業は本当に難しいのです。
John Stevensの別の日の投稿。
カリグラフィーは常に所謂読みやすさを追求しているわけではない。ドローイングが、常に客観的な表現に基づかず、音楽が常に音階に基づかないように。実験的なフォルム・ライン・リズム・ムーブメントは、フォーマルな作品に新しい示唆をもたらすことがある。・・・というような意味でしょうか。
書道の筆も、カリグラフィーのペンも最近握っていないのですが、そろそろ再開しようかな。