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仏式デバイダ(ディバイダー)を探せ

2018.08.05
作図
 

文字の骨格を勉強しようと思い、レタリングをやり始めたのですが、デバイダを使います。そして、教本にさりげなく「片手で調整しやすく、回転させやすい仏式デバイダがおすすめです」と書いてありました。私にとっては、家にあるデバイダがすべてでしたので、他の種類があるとは考えてもみませんでしたが、「おすすめ」と言われたら手に入れたいではないですか。そもそも、この仏式デバイダと仏式でないデバイダは何が異なるのか?調べたのですが、これがなかなか分からない。
以前はウチダが作っていたようですが、どこも品切れです。つまり廃盤?
http://amzn.asia/5U5XMmf

これを手に入れたという記事を見かけました。
仏式ディバイダーを購入しました
記事を読むと、ほとんど幻の製品と化しているようです。なんとも美しい佇まいの用具です。

「仏式」ということは、海外製なのだから、海外で購入すればいいのでは、と考えてeBayで「French」「Divider」と入れて検索かけてみました。
そしたらよく似た形のものがあった!ここで喜びすぎて冷静な判断をなくすのが私のだめなところなのですが、よく説明を見ないで購入してしまいました。支払い後にきがついたのですが、「これってデバイダーではなく、コンパスじゃん」。送料含めても大した価格ではないけれど、どうしてよく読まない自分?写真の製品が送られてきた仏式のコンパスです。うーん、これでデバイダーなら完璧。出品者はこれを「製図用具」として出品していたのではなく、「アンティーク」として出品していましたので、仏式デバイダーというのは、海外においても既にアンティーク的な位置を占めるものなのかもしれません。

デバイダーをいろいろ調べてみると、「海図用のデバイダ」の形が仏式にちょっと似ている。頭ネジのタイプだとかなり近いのですが、結構高価です。更に調べていくと「Weems and Plath」というメーカーのものは価格もこなれているようです。片手で操作できるということは、この頭のネジで、デバイダーの距離を止めておくことが出来るということでしょうか?書いている途中で、幅が狂わないように。
Weems & Plath

デバイダーには他に「独式」「英式」があるようですが、デバイダーのみならず、コンパス系統一式が「独式」「英式」で枝分かれするようです。
独式
ドラパス株式会社

英式
ムラウチドラフト

どこがどう違うのかは、なかなか分からない。

さて、海図用のデバイダーを購入してみるのか? どこかで実物にお目にかかっておていからの良さそう。この話の続きは、少し先になりそうです。

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アンティナ ギフトスタジオ