代理権の消滅事由という問題があります。これだけなら至って簡単です。条文そのままなので。 第111条代理権は、次に掲げる事由によって消滅する。一 本人の死亡二 代理人の死亡又は代理人が破産手続開始決定若しくは後見開始の…
血迷ってYoutube『試験に受かるかもしれない法律の話』開始しました。そのタイトルの意味は?
ここで法律の話を書く際、私は「教える」側の人間としてではなく、「学んでいる」側の人間として書いています。宅建資格に始まり、行政書士や司法書士の試験勉強をここ数年続けてきた、よくいる大人の受験生です。 私の現在の本業はWE…
六法か、参考書か。
参考書を中心に勉強をしていて、六法を見るのは億劫な感じがする面倒くさがりな私です。目が悪いから、字が小さすぎるし。でも。条文で覚えたほうがいいな、と思うこともままあります。 会社法366条と会社法391条 取締役会の招集…
商業登記法における印鑑証明書の問題
商業登記法で考えるのが嫌になる問題のひとつが、印鑑証明書の問題です。私が苦手なだけで、世間の皆様はそんなことはないかもしれないのですが・・・・あれもこれもゴチャまぜに考えると混乱します。まず印鑑証明書の添付を要する場合を…
対抗問題と第三者
対抗問題は民法において非常に重要な事項です。対抗という言葉は、法律上では「相手に対して(その権利を)主張できる」かどうかということです。そして対抗問題と深い関係にあるのが、第三者。日常で使う「第三者」と違い、法律上の第三…
記述式によく出てくる条文(不動産登記法)
問題を解いている最中によく出てくる条文。知っていることを前提に解答が書かれいると、何のことかぼんやりとしか分からないままになってしまうことも多いので、ざっくりまとめを。 登録免許税法第5条 登録免許税法第5条の各号には、…
知識をつなぐ覚え方
不動産登記法の問題を解いていて、ああ、法律というのはこうやって基礎を繋いで覚えると効率がいいのだ、と思った例があったので記録しておきます。問題の内容は下記です。 賃借権を敷地権とする区分建物についてされた抵当権の設定の登…
記述式によく出てくる条文の規定による添付書類(商業登記法)
問題集などを解いていて、解答部分によく出てくる、条文による添付書類。条文番号が出てくるだけで、頭が痛い気分に陥るため、ざっとまとめてみました。 会社法第219条第1項本文の規定による公告をしたことを証する書面 株券提供公…
「推定する」と「みなす」問題いろいろ
引っ掛け問題的な出題の種類のひとつで多いのが「推定する」と「みなす」ですよね。問題文全体は正しく見えるのでうっかりすることが多いのです。そこで横断的にこの問題を集めてみました。参考資料早稲田経営出版「新・でるトコ 民法」…
不動産登記の超基本的な考え方
勉強を続けるうちに、枝葉末節の問題ばかりを覚えて、肝心な「根本的思想」が身につかない私です。が、この根本思想を叩き込む=ナチュラルに言葉にできる、ということはどんな「学び」にも絶対的に大切なことなのです、とわかっているの…